人生をゴミ箱に捨てる…

 

自分はいくらの年金をもらえるのか?

誰もが気になるところでありますし、それが分からなければ、そもそも将来のライフプランなど立てようがありません。

 

とはいえ、これまで解説してきたように年金制度は複雑ですから、なかなか重い腰を上げられないという人が多いでしょう。

 

そんなあなたに朗報です!

今の時点でだいだいの年金額が簡単に分かってしまう優れものがあるのです!

 

「えっ、何だっけ?」なんて言わせませんよ。

だって毎年誕生月になると、頼みもしていないのにちゃんと届きますから。

 

ひょっとしてここまでヒントを出したのに、まだ心当たりがないと…

かなりショックです、私…

 

なんて書きましたが、ほとんどの人はすぐにピンときたでしょう(笑)

その答えは、日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」です。

 

そんな重要な情報が載っている「ねんきん定期便」ですが、FPとしての経験上、ほとんど活用されていないのが実情でしょう。

中には、届いているのは知っているけど、まだ一度も中身をじっくり見たことがないという人さえいます。

 

あえて厳しく申し上げますが、「ねんきん定期便」を即ゴミ箱に捨てるという行為は、自分の人生もゴミ箱に捨てているようなもの。

これを機に、次回は穴が空くほど見ていただくことをお勧めします(笑)

 

では、「ねんきん定期便」の大まかな読み方を解説しましょう。

 

50歳以上の人は、今と同じ条件で60歳になるまで働いた場合の年金見込額がズバリ記されています。

ですから日本語を理解できる人なら、だいたいの年金額を把握する上での支障は何もありません。

 

 

一方、少し難しいのが50歳未満の人。

これまでの加入実績に応じた年金額が載っているだけです。

 

 

要するに、今の時点で働くのをやめたらこれだけもらえるという金額。

なので「少ないなぁ」と驚く人が多いのですが、実際はこの先も働いて保険料を納め続けるため、もらえる年金額は次第に増えていきます。

 

では、将来の年金額はいくらくらいになるのか?

それを知りたいところですよね。

 

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