お金の価値が下がる?

 

国民年金法や厚生年金保険法には書かれていないけれども、重要な4つ目のリスク。

それこそが「インフレリスク」なのです!

 

… … … … … あれ?

もしかしたらシーンとさせちゃいました?

 

「インフレリスクって力説されても…」という声が今にも聞こえてくるようです…(汗)

 

確かに老齢(長生き)・障害・死亡のリスクと比べれば、インパクトに欠けるかもしれません。

しかしながら、なにかとインフレリスクは過小評価されすぎているように思います。

 

ゆくゆくはインフレリスクが、多くの日本人に不快で残酷な老後を強いることになるかもしれませんよ。

 

老後2,000万円問題の記事で言及しましたが、知識不足はあなたが望む人生を大きく遠ざけてしまいます。

テレビや新聞などで見聞きする、この「インフレ」という言葉の意味を、あなたは正しく理解していますか?

 

ということで、まずはインフレについて確認してみましょう。

 

 

インフレとはインフレーションの略で、私たちが普段購入している日用品やサービスの値段(物価)が上がり続けることを言います。

物価が上がるということは、言い換えると「お金の価値が下がる」ということ。

 

ここまで大丈夫です、ついてこられていますか?

では、具体的に説明します。

 

あなたが当たり前のように利用している100円ショップが、10年後に200円ショップになったとします。

同じ品物を購入するのに以前の2倍のお金が必要になったわけですから、お金の価値は2分の1になりましたよね。

 

要するに物価が上がって、同時にお金の価値が下がったわけです。

 

ですから、今あなたの手元にある100万円は、未来も100万円の価値があるとは誰も保証などできません。

インフレになったら、その価値が目減りしてしまうのです。

 

日々の生活を切り詰めて、老後のためと一生懸命貯金したのに、いざ老後を迎えたその時に価値が大幅に目減りしていたら泣くに泣けないですよね…

これがインフレリスクです。

 

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