ついに完全賦課方式へ…
前回解説した通り、ケースⅤではマクロ経済スライドによる調整が終わる2058年度の年金額は20.8万円と微減(2019年度22万円)にとどまっています。 とはいえ、こうは思いませんか? 現役世代…
前回解説した通り、ケースⅤではマクロ経済スライドによる調整が終わる2058年度の年金額は20.8万円と微減(2019年度22万円)にとどまっています。 とはいえ、こうは思いませんか? 現役世代…
では、2019年財政検証結果を詳細に見ていきましょう。 厳しい想定を考えておくという意味で、下から2番目のケースⅤ(実質経済成長率0.0%)を取り上げます。 2019年度の所得代…
年金制度は現役世代から受給世代への賦課方式、つまり社会的な仕送りです。 そして仕送りの一部を税金や会社が負担するとともに、積立金を計画的に使って、受給世代が増えて現役世代が減る時期にも安定的な給付を行おうと…
「もう年金が出なくなるって知ってました?」 前回ご紹介しました出来事ですが、FP(ただしまともな)や社会保険労務士の人たちにこの話をすると、こんな反応が返ってきます。 「年金がダメだというイメ…
これまでは主に年金制度について解説してきました。 年金とは人生のリスクに備える総合的な保険であるということをご理解いただけたでしょう。 ですから支払った保険料と受け取る金額の比率を考えること自…
「ジョセフ・P・ケネディ」という人物をご存知でしょうか? ほとんどの人は知らないと思いますが、実は第35代米国大統領である「ジョン・F・ケネディ」の父親です。 株式投資などで莫大…
これまでは「ねんきん定期便」を使って、自分の年金額を簡易に計算する方法について解説してきました。 ところで、郵送された「ねんきん定期便」の宛名面に、こんな案内があるのを目にしたことはありませんか? &nbs…
次は収入に応じて決まる厚生年金ですが、先に計算式をご紹介します。 (退職予定年齢-今の年齢)×退職までの平均年収×0.005481 例では、平均年収600万円で今後13年間働く予定ですから、「…
「ねんきん定期便」には、今までの加入実績に応じた年金額が載っているだけの50歳未満の人。 この先も働き続けるわけですから、将来的にどれくらいの年金がもらえるのか知りたいですよね。 では、下図を…
自分はいくらの年金をもらえるのか? 誰もが気になるところでありますし、それが分からなければ、そもそも将来のライフプランなど立てようがありません。 とはいえ、これまで解説してきたように年金制度は…
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